だんなさんの秘密大公開!
2002年6月27日秘密の日記といえどこんなことを暴露していいのだろうか・・・。あまりにも衝撃的な事実だ。
旦那さんはずばり「かつら」をかぶっている。かつらというより植毛とかつらを足して2で割ったようなもので,非常に良く出来ている。10センチくらい頭に近づかないとまず分からないだろう。ジェットコースターに乗ってもジェットスキーをしても全く平気なのだ。妻の私でも時々その事実を忘れてしまうくらいである。
私は車通勤なのだが,今日会社から帰ってきて車庫に車を入れようとしたら,その横の庭で旦那さんが働いている。会社の仕事が終わったと思ったらもう庭仕事なんて,なんて出来た夫なんだろう。と,うっとりするのもつかの間。かぶっている野球帽から出ている頭の部分がやけに白い。ま・さ・か・頭剃っちゃったの?
そう,今日をもって旦那さんはかつらとおさらばしたのだ。かつらは3年くらい前に始めた。彼は22〜23才くらいからはげている。若くしてはげるってことは本当にコンプレックスで辛かったのだろう。日本へ就職活動に行くってことを機にかつらを決めたらしい。それを知らされたときはとてもショックだった。はげも確かにやばいけど(もちろん私はそのはげ頭を愛してるからね)かつらはもっとやばいでしょ。でも,彼がいろいろ考えて決めたことだし別にいいんじゃんと思い,口出しはしなかった。とても興味があったので,その店に一緒に行ってどんな仕組みになってるのかを探りに行ったりもした。なかなか優秀な店だと思う。
そのかつらを無事に装着した後,まず最初に私がびっくりしたのは回りの反応。皆思った以上に自然に振舞いかつ寛容なのだ。だってはげの人が次の日いきなりふさふさ頭になったんだよ。みんな気付いてるでしょ。ちょっとはつっこんだって・・・とこっちが心配してしまった。まぁ,あまりにも良く出来てるので「なんか強力な薬使ったのか」なんて裏で噂してたでしょうね。
次に驚いたのが,私が抵抗なく受け入れられたこと。1週間もすると,ふさふさの彼が普通になった。しかし・・・かつらを維持するのは大変なのだ。お金がかかり,ものすごい神経をすり減らされる。
毎月3万円強出て行った。これは辛い・・・。
そして,それまでただの坊主だったのが,毎日ドライヤーとヘアムースで悪戦苦闘しなければならない。本物の髪と違うわけだから,思うように落ち着いてくれないのだ。やっと髪をセットし終わったと思っても,「前髪のこの部分がちょっとおかしい。これだと誰かに気付かれるかも」と最初からやり直し。
死んだ髪の毛なので,ドライヤーやシャンプーでどんどん髪が痛む。そうすると本物の髪とかつらの色が違ってくるのでまめに染めなければならない。もちろんヘアカットもかなりまめにしなければならない。本物は伸びるけど,かつらは短いままじゃやばいからね。
とにかく精神をものすごくすり減らす代物だった。いつも「誰かに気付かれやしないか」という心配が常に頭のどこかにある。髪の毛のことでけんかもたくさんした。「どっか変なとこ(髪の毛で)ある?」と私に聞くので「ここの部分はちょっと変だから,かつらってばれるかもね」と正直に答えると彼はものすごく不機嫌になるし。私のポリシーは,偽の毛かぶるくらいなら徹底的に世間をだませるくらいに,完璧なかつらをつけるべきだと思っていた。でもね,かつらを持つ辛さと,その彼女(または妻)になる辛さは当人になってみないと分からないいろんな思いが重なるわけで・・・
まぁ,二人とも3年間も良く我慢したものだ。もちろん旦那さんはふさふさの気分も味わって,いい気分にもなったんだろうけどね。でも、それも今日限りでおさらば。ちょっと前から「真剣に止めるつもりでいる」と私に打ち明けていた。でもそれはとても勇気のいることなので踏ん切りがつかなかったのだろう。
もうすぐ私達の結婚2周年記念(7月8日)がやってくるのだが,そのプレゼントのひとつに「かつらを止めよう」と言うのを思いついたらしい。7月8日まで待てなかった、とのこと。私もかつらのことですごくストレスたまってたの知ってたんだね。ありがとう。
それにしても勇気のいることだったと思う。会社の人や家族、友達はびっくりするだろうな。当分はだんなさんの噂話でネタが尽きないだろう。でも、私は惚れ直したよ。坊主になってもまだまだハンサムだし,そんな勇気があるなんて!
明日会社に行ってどんな反応されるんだろうね!怖いと思うけど,でも頑張って自らジョークにしてくれるといい。実はちょっとした芸も考えてるらしい。今まで使ってたかつらを頭に乗せて行き,わざとこけ,かつらがするっと滑り落ちてみんなが驚く,というもの。どうなることやら・・。
髪の毛が薄くてどうしてもかつらを試したい男性の皆さん,お勧めの会社がありますので興味のある方は聞いてくださいね。
旦那さんはずばり「かつら」をかぶっている。かつらというより植毛とかつらを足して2で割ったようなもので,非常に良く出来ている。10センチくらい頭に近づかないとまず分からないだろう。ジェットコースターに乗ってもジェットスキーをしても全く平気なのだ。妻の私でも時々その事実を忘れてしまうくらいである。
私は車通勤なのだが,今日会社から帰ってきて車庫に車を入れようとしたら,その横の庭で旦那さんが働いている。会社の仕事が終わったと思ったらもう庭仕事なんて,なんて出来た夫なんだろう。と,うっとりするのもつかの間。かぶっている野球帽から出ている頭の部分がやけに白い。ま・さ・か・頭剃っちゃったの?
そう,今日をもって旦那さんはかつらとおさらばしたのだ。かつらは3年くらい前に始めた。彼は22〜23才くらいからはげている。若くしてはげるってことは本当にコンプレックスで辛かったのだろう。日本へ就職活動に行くってことを機にかつらを決めたらしい。それを知らされたときはとてもショックだった。はげも確かにやばいけど(もちろん私はそのはげ頭を愛してるからね)かつらはもっとやばいでしょ。でも,彼がいろいろ考えて決めたことだし別にいいんじゃんと思い,口出しはしなかった。とても興味があったので,その店に一緒に行ってどんな仕組みになってるのかを探りに行ったりもした。なかなか優秀な店だと思う。
そのかつらを無事に装着した後,まず最初に私がびっくりしたのは回りの反応。皆思った以上に自然に振舞いかつ寛容なのだ。だってはげの人が次の日いきなりふさふさ頭になったんだよ。みんな気付いてるでしょ。ちょっとはつっこんだって・・・とこっちが心配してしまった。まぁ,あまりにも良く出来てるので「なんか強力な薬使ったのか」なんて裏で噂してたでしょうね。
次に驚いたのが,私が抵抗なく受け入れられたこと。1週間もすると,ふさふさの彼が普通になった。しかし・・・かつらを維持するのは大変なのだ。お金がかかり,ものすごい神経をすり減らされる。
毎月3万円強出て行った。これは辛い・・・。
そして,それまでただの坊主だったのが,毎日ドライヤーとヘアムースで悪戦苦闘しなければならない。本物の髪と違うわけだから,思うように落ち着いてくれないのだ。やっと髪をセットし終わったと思っても,「前髪のこの部分がちょっとおかしい。これだと誰かに気付かれるかも」と最初からやり直し。
死んだ髪の毛なので,ドライヤーやシャンプーでどんどん髪が痛む。そうすると本物の髪とかつらの色が違ってくるのでまめに染めなければならない。もちろんヘアカットもかなりまめにしなければならない。本物は伸びるけど,かつらは短いままじゃやばいからね。
とにかく精神をものすごくすり減らす代物だった。いつも「誰かに気付かれやしないか」という心配が常に頭のどこかにある。髪の毛のことでけんかもたくさんした。「どっか変なとこ(髪の毛で)ある?」と私に聞くので「ここの部分はちょっと変だから,かつらってばれるかもね」と正直に答えると彼はものすごく不機嫌になるし。私のポリシーは,偽の毛かぶるくらいなら徹底的に世間をだませるくらいに,完璧なかつらをつけるべきだと思っていた。でもね,かつらを持つ辛さと,その彼女(または妻)になる辛さは当人になってみないと分からないいろんな思いが重なるわけで・・・
まぁ,二人とも3年間も良く我慢したものだ。もちろん旦那さんはふさふさの気分も味わって,いい気分にもなったんだろうけどね。でも、それも今日限りでおさらば。ちょっと前から「真剣に止めるつもりでいる」と私に打ち明けていた。でもそれはとても勇気のいることなので踏ん切りがつかなかったのだろう。
もうすぐ私達の結婚2周年記念(7月8日)がやってくるのだが,そのプレゼントのひとつに「かつらを止めよう」と言うのを思いついたらしい。7月8日まで待てなかった、とのこと。私もかつらのことですごくストレスたまってたの知ってたんだね。ありがとう。
それにしても勇気のいることだったと思う。会社の人や家族、友達はびっくりするだろうな。当分はだんなさんの噂話でネタが尽きないだろう。でも、私は惚れ直したよ。坊主になってもまだまだハンサムだし,そんな勇気があるなんて!
明日会社に行ってどんな反応されるんだろうね!怖いと思うけど,でも頑張って自らジョークにしてくれるといい。実はちょっとした芸も考えてるらしい。今まで使ってたかつらを頭に乗せて行き,わざとこけ,かつらがするっと滑り落ちてみんなが驚く,というもの。どうなることやら・・。
髪の毛が薄くてどうしてもかつらを試したい男性の皆さん,お勧めの会社がありますので興味のある方は聞いてくださいね。
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